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【受賞報告】第21回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞 審査委員会特別賞受賞

 この度、荏原冷熱システム株式会社は、日刊工業新聞社が主催する「第21回オゾン層保護・地球温暖化大賞」表彰におきまして、「HFO冷媒を用いた高効率ターボ冷凍機」で審査委員会特別賞を受賞いたしました。

 この賞は、経済産業省と環境省の後援、日本冷媒・環境保全機構の協力のもと、オゾン層保護対策と地球温暖化防止対策の促進に貢献する優れた製品、技術、アイデアを表彰するものです。

 本賞を受賞したノンフロン高効率ターボ冷凍機RTBA型は、当年4月に発売開始した新製品であり、地球温暖化係数(以下GWP)が1以下で、不燃性かつ低毒性である新冷媒R1224yd(Z)を採用した、環境負荷低減と安全・安心を両立するターボ冷凍機です。低GWP冷媒を採用しながら、成績係数COPはシリーズ最高で6.4と、高効率を達成しています。また幅広い能力範囲と各種の仕様を取り揃え、お客様の様々な用途、ご要望にお応えする冷凍機でもあります。更に当社は、一部の部品を入れ換えることにより、既存のターボ冷凍機に低GWP冷媒を使うこと(以下レトロフィット)ができる技術※1も開発いたしました。

 このように、低GWPと安全・安心を両立する新冷媒を採用したターボ冷凍機およびレトロフィット技術の開発、提案を通じて、環境負荷低減に貢献する製品と技術を、全てのお客様に使い易く提供することを目指したことが評価されたものと考えております。

 荏原冷熱システムはこれからも環境負荷低減に貢献して参ります。

※1 対応可能機種は当社までお問合せ下さい。

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9月13日 贈賞式の様子


RTBA型低GWP冷媒高効率ターボ冷凍機 (低GWP冷媒使用) 製品詳細はこちら
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