冷凍機メンテナンス

年間保守  ターボ冷凍機

ターボ冷凍機の運転中はタービンや増速機(ギヤ)が高速に回転しており、潤滑油の交換等が性能維持には重要です。
性能の維持、15年を超えた長期運転を目標とした保全など、お客様の運用計画に合わせた各種の点検メニューをご用意しております。
常に安定した運転状態を維持することで、省エネルギーとCO2排出削減効果を期待できます。

遠隔監視

標準装備*で日常監視、運用管理も万全

お客様の冷凍機や冷温水機の運転状況を専門技術者と診断システムが監視し、診断及びサービスを適切に提供するシステムです。
状況監視データを分析することで最適なタイミングでのメンテナンスをご提供します。

*2022年4月以降国内出荷製品。

シーズンイン/オフ整備

ポイント1保安装置の点検

適切な性能を引出す運転制御や不具合発生時の安全装置として、圧力センサーや温度センサー、計器類は重要な情報源です。定期的な性能の確認をおこないます。

ポイント2電気回路の点検

操作盤の回路には起動回路、容量制御回路、保安回路、停止回路、遠方操作回路や停電時復旧回路など、様々な運転状態に備えた回路・機能を有しております。
通常の制御回路から万一の際に作動する保安回路まで、全てにおいて正常に機能することを確認します。

ポイント3消耗品の交換

機内を循環する冷媒から異物や水分を除去し、常にクリーンな状態に保つフィルタ・ドライヤ、軸受等重要部の潤滑に欠かす事のできないオイルフィルタ・潤滑油などの消耗品は、年次交換品として交換をおこないます。

ポイント4試運転

各部点検後、ご使用環境での実運転をおこない、総合的な運転状態の確認をおこないます。

ポイント5シーズンオン点検(オプションメニュー)

冷凍機はシーズンインからシーズンオフまでの間、長時間に渡る運転や発停制御が、自動で繰り返されます。
特に高負荷期など安定した運転が要求されるお客様においては、小さな異常を早期に発見することは、シーズン中の安定運用を計画する上で、非常に有効となります。
オン点検はお客様の日常点検に変わりまして、運転状態のメーカ診断を行なうサービスメニューです。ご要望にあわせた、時期、回数などで構成が可能です。

熱交換器チューブ清掃

ポイント1蒸発器(クーラ)と凝縮器(コンデンサ)チューブの掃除

熱交換器チューブ内面汚れの付着は、伝熱交換率低下の原因となり、効率の悪い運転になるばかりではなく、チューブの腐食要因になる場合もあります。チューブ内面を清浄な状態に保つため、毛ブラシで清掃をお勧めしております。
通水がクリーンな状態である場合や、水処理等で汚れの付着防止、チューブの腐食防止対策が取られている場合など、様々な設備環境から清掃時期の選択が可能です。

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