冷凍機メンテナンス
オーバーホール ターボ冷凍機
通常の保守点検では分解点検できない密閉箇所(圧縮機等)は定期的に分解整備を行う必要があります。
ターボ冷凍機は回転機械ですので軸受けや増速機の開放点検整備、電動機の電気特性の測定確認が重要なポイントです。
また、熱交換器の性能回復を目的として薬品を使ったチューブ内面の洗浄もおすすめしています。
オーバーホールの概要
ポイント1積極的な予防保全メニュー
オーバーホールは、通常の点検・保守整備では確認できない密閉箇所を開放分解して実施する外科的な点検です。 オーバーホールは現状の機器を把握しその状態に手を打って将来の安心を期待する積極的な予防保全メニューです。
ポイント2適切なオーバーホールメニューを提案
日常の点検データ・運転状況等を確認したうえで、熱源設備の延命・性能回復を目的とした適切なオーバーホールメニューをおすすめしています。
お客様のご使用環境・予算費用等にあわせて、多彩なメニューからお客様にあったメニューにアレンジしてご提案することも可能です。
《メニュー例》
軸受等の消耗部品交換・高速回転部品(羽根車・ギア等)の精密検査・電動機の絶縁劣化診断・気密保持のガスケット交換・熱交換器の減肉検査(渦流探傷検査)・高圧電動機盤/制御盤の精密点検・高圧電動機盤/制御盤の部品交換 等
ポイント3能力回復・省エネルギーを実現
オーバーホールに併せてご使用環境・費用等にあわせた、能力回復・省エネルギーを目的としたメニューを御提案いたします。
《メニュー例》
熱交換器の薬品洗浄・冷媒再生作業 等
ポイント4付帯設備のオーバーホール
冷凍機のオーバーホールに併せて、付帯設備のオーバーホールも御提案致します。
《メニュー例》
冷却塔ファンのオーバーホール・冷却塔の充てん材交換・ポンプ類のオーバーホール
レトロフィットの提案
ターボ冷凍機においては既存のHFC冷媒から低GWP冷媒への転換が可能です。