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当社 RTBF型ターボ冷凍機がJCM GHG削減プロジェクトの第一号に登録されました。

 当社は、インドネシアの紡績会社PT. PRIMATEXCO INDONESIA社(日本のダイワボウとインドネシアのバティック共同組合のJ/V)に環境省の設備補助事業資金を利用しRTBF050型省エネターボ冷凍機を納入しました。

 JCM事業は、PS(プロジェクトプランニングスタディ)、FS(フィージビリティスタディ)と設備補助事業にて構成されています。PS・FSは、JCM事業を形成するための調査であり、主にJCM方法論(Greenhouse gas : GHGの排出削減を確定する方法)の開発、及びプロジェクト計画書(PDD)の作成を行うことが目的です。設備補助事業は、実際の機器納入に対して資金補助を行い、GHG排出を削減することを目的としています。

 当社は、2013年度のPS事業に日本工営株式会社と共同で調査にあたると共に、昨年度より日本政府で予算化された設備補助事業にPT. EBARA INDONESIAと共同で参加し、GHG排出削減のため、実機の納入等を行いました。

 その後、JCM方法論が、日本とインドネシアのJCM事務局の間で9月17日承認されました。続くPDDが第三者機関(LRQA社)の有効化審査を受け、10月30日の日本・インドネシアJCM合同委員会において第一号JCM事業として登録されました。

 本事業による2020年までのGHG排出削減量は、800 tCO2となり、日本による2020年までのGHG排出削減目標に貢献することを目指します。

今回、JCM第一号として認められたことは、当社の冷凍機が、途上国等の地球温暖化対策に貢献できる製品として認められたものと考えています。

 11月4日の朝、環境省の望月大臣から発表されました。

(ご参考):環境省ホームページ 発表ニュース
      :RTBF型ターボ冷凍機製品情報
      :PT EBARA INDONESIA ホームページ
      :日本工営ホームページ

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