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「スチームリンク※」が平成24年度日本ガス協会 技術賞を受賞
荏原冷熱システム株式会社と東京ガス株式会社、三浦工業株式会社の三社が共同開発した「未利用温水のプロセス蒸気化システム」(商品名"スチームリンク"※)が、平成24年度日本ガス協会の「技術賞」を受賞いたしました。
本システムは「吸収ヒートポンプ」と「エゼクタ」を組み合わせることにより、従来は未利用のまま排出されていた温水を回収し、加熱や殺菌などの生産プロセスで使用できる160℃、0.5MPa程度の利用価値の高い蒸気を発生させるものです。
工場における90℃程度の温水は、冷却工程や燃焼廃ガスとの熱交換あるいは蒸気の凝縮など工場内の様々な生産工程から多く発生します。これらの温水は、工場内の生産プロセスに利用する熱としては温度が低いため利用用途が限られており、多くの場合廃棄・放熱されていますが、本システムは、このような未利用温水を蒸気に変換して生産プロセスで再度利用することができます。
本システムは、産業部門での未利用温水の活用による一層の省エネルギー化を可能にし、炭酸ガス排出量の大幅な削減が期待できることが評価され、今回の受賞となりました。
「スチームリンク※」は平成24年2月に日本エネルギー学会による「進歩賞(技術部門)」の受賞に続き、2つめの受賞となりました。
※「スチームリンク」は東京ガス株式会社の登録商標です。

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本システムは「吸収ヒートポンプ」と「エゼクタ」を組み合わせることにより、従来は未利用のまま排出されていた温水を回収し、加熱や殺菌などの生産プロセスで使用できる160℃、0.5MPa程度の利用価値の高い蒸気を発生させるものです。
工場における90℃程度の温水は、冷却工程や燃焼廃ガスとの熱交換あるいは蒸気の凝縮など工場内の様々な生産工程から多く発生します。これらの温水は、工場内の生産プロセスに利用する熱としては温度が低いため利用用途が限られており、多くの場合廃棄・放熱されていますが、本システムは、このような未利用温水を蒸気に変換して生産プロセスで再度利用することができます。
本システムは、産業部門での未利用温水の活用による一層の省エネルギー化を可能にし、炭酸ガス排出量の大幅な削減が期待できることが評価され、今回の受賞となりました。
「スチームリンク※」は平成24年2月に日本エネルギー学会による「進歩賞(技術部門)」の受賞に続き、2つめの受賞となりました。
※「スチームリンク」は東京ガス株式会社の登録商標です。

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